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Brunelli

ブルネッリ

 このワイナリーのブルネッロの面白さは、ヴィンテージを比較しながら飲めることであろうか。三つのヴィンテージはそれぞれに異なる。生産者協会は星の数1〜5によって収穫年を自己評価している。それによれば、2002年=2, 2003年=4, 2004年=5, となっている。02年は雨の年で、低温気味に推移した。03年は異常高温、04年はモンタルチーノ本来の季節の移り変わりの年、というようにそれぞれにストーリーがある。協会の評価はあくまでも一般論で、03年=4はやや甘かったのではと思う。この年にはぶどうの過熟を感じるものが多いが、Brunelliは畑の位置にも助けられて、南のブルネッロと比較してそれが少ない。ブルネッロの経年評価は10年が目安なので、2013年以降にならないと何とも言えない。02年は同じ傾向にあった1992年に似ているが、これも最近開けたカザノーヴァ・ディ・ネーリ、イル・ポッジョーネのロッソ・ディ・モンタルチーノ1992年から推量すると、星の数よりも評価は高くしてもいいのではないか。16年経過したこれらのロッソ・ディ・モンタルチーノに微妙なボトル差を認めるが、どれも充分に楽しめた。もちろん10年前なら更に良かったと思う。04年は天候に恵まれて、ぶどうがゆっくりと熟したからであろうか、酒質の厚み、バランスに優れる。香りの量も多く、さらにエレガント。ブルネッリのワインは伝統的ながらも、モダンに近いブルネッロ像を描いている。2009年にドアtoドアの定温で輸入。

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